2013-08-13

結果

先日末、毎年出品しているコンペに出すために
器をつくりました。

[工芸都市2013高岡クラフトコンペ]というもの。


出品した作品はこちら。
外側を白くする事によって、より木目の魅力を見せています〜。








フォルムは同じですが口のカットが5種類あります。







積み重ねても良い感じです。































結果が今日届き、
見事入選いたしました〜!

でもまだまだ入賞には手が届いていない。
頑張らねば。




入賞、入選作品は

10月3日〜7日まで富山県高岡市にて開催される「高岡クラフト展」にて
展示販売されるそうです。
http://www.ccis-toyama.or.jp/takaoka/craft/


お時間ある方、お近くの方はぜひお立ち寄りくださいませ◎








2013-08-12

1000キロ

先日お墓参りがてら家族で道東の方に行ってきた。

とはいってもお墓自体は札幌から2時間くらいのところにあるのだけど、
毎年少し足を伸ばして小旅行をしている。


でも今年は道東。
もはやこっちがメインなくらいの距離。

ついでに行ってくるレベルではないくらいの遠さで、
2泊3日で車のメーターは1000キロを超えていた。

道東は木工が有名だったりもするので、
置戸町を中心に何カ所か施設を見学したり…。

また置戸にある廃校を使った展覧会、
「置戸コンテンポラリーアート ACT2」を見たり。

picture201307010

北海道は廃校になるところが多く、
そのあとの施設利用に大きく関心が集まっている。

アートフェスを開催したり、美術館としたり、工房としたり
その活動は面白い。


でも私が今回とても楽しみにしていた場所はここ。


















「神の小池」


きれい。美しすぎるー。
以前ここに行った友人にこの池の写真を見せてもらってから、
ほんとうに行ってみたくて行ってみたくて。

写真でみても画像処理してるんじゃないか思うくらいの鮮明さだけど、
実際に見た時も嘘かと思うくらいの青さ。

感動ー。



意外とみなさん知らない場所のよう。






2013-08-04

あたらしく変化を

2月に信頼している友達でもあるデザイナーに相談しはじめ…

そこから半年…

8月中にwebをリニューアルします!(予定…^^)







そのために先日

イメージ写真を撮影していただきました〜。

























































そして昨日、作品物取りも。

































カメラマンの友達にばっちり撮っていただきました。

私もカメラは好きなので、
いつもきれいに撮るように心がけていたりしていたのですが、

やっぱりプロのカメラマンは違うー!!!

と終始感動していました〜。



今までのwebはわからないなりに、とても簡素だけど、
みようみまねでつくっていました。


自分で創るって言うのは、自然と想いが込められるので、良いなー
と思っていたのですが、


今後、細々とでもショップなどをつけたり
見てくださる方にしっかりと発信していきたい、と思いたち

そのためには窓口となるwebをかえなくては、と思いました。


なぜ変えるのか、
そしてどんなふうに変えるのか
というところから相談にのってくれたり
具体的に動いてくれた
友達のデザイナーやカメラマンやディレクターには
ほんとうに感謝しかないっ!


みんなプロ。
そして同世代。

…そして珍しくみんな女子。w


センスの良い感性と
いきいきとした行動力とやる気。
もっと面白い事をしたいというエネルギー。


分野は違えど、
お互いに刺激をもらいながら
つくれていることが
とっても嬉しく、
また次へのやる気に繋がります。


もの作りは
いろんな人のいろんな技術と感性が合わさって
やっていくことが好きだと改めて感じたりもしました。


まなみさん、あいちゃん、横田さん、ありがとう!
(随時相談にのってくれているあべくんもありがとう◎)
そしてコーディングを引き受けてくださった
なかのさんありがとうございます。よろしくお願い致します。


私のやらなきゃいけない事もまだやっていなくて
申し訳ないです。。早めにがんばります。



リニューアルお楽しみに〜。




2013-07-25

しろ

友達のために
最近創ったものがある。


結婚式のウェルカムボード。


その友達は、なんだかんだで小学校から高校まで一緒で、
大学だって、ただ分校が違うだけ。
だからもう10年以上の付き合い。

とくにとても意識していたわけではないけど、
気付いたらとっても長い付き合いだったんだな〜。

中学、高校と部活も同じ。バレー部。
モノ作りと同じくらい体を動かすのが好きだったから。

だから
今でさえ毎日モノ作りをする日々だけど、
中学と高校の時はスポーツ一色で、
その時の周りの友達が
私にもっているイメージは
スポーツをする人っていうことが第一だと思う。


でも小学校の頃は工作が好きで好きででたまらなくて
自由研究の工作に、ものっすごい力を入れる
変な子だった。笑


その友人は、めちゃくちゃモノ作りをする私と
バレーが好きな私を両方知っていてくれていて、

最近まで小学校の自由研究のことを覚えている、って話してくれたことには
ほんとに嬉しかったのです。

そんな友達が結婚式をあげることになり
私にウェルカムボードの制作を頼んでくれました。





シンプルな白いボード。
当日はまわりをお花で飾るので、これだけだと、とってもシンプル。


2枚の板が立体的に重なってる造りで、
上にある板には掘り跡を。


そして文字はレーザー刻印してみた。

実は上の板は外せるようになっていて、


はずすと


白い凸のパーツがついてます。

ウェルカムボードをして使わないときでも
壁にレリーフとして飾ったりできる。

そしてここには



お花を差したりできる。


花器として壁に飾るのもおすすめなボード。


ウェルカムボードっているのは記念になって
とっても大事なモノだけど、
終わったら奥にしまってしまうのがなんかもったいない気もしていて、

そして友達のリクエストでもある

「結婚式が終わってからも使えるもの」

を創りたかったのです。


依頼にうまく答えられたかはわかんないけど、
とりあえず自分では気に入っています^^

明後日、お仕事でお世話人っている、とっても信頼しているお花屋さんに
飾ってもらって

素敵な式のお手伝いが出来ればと
願っています。























2013-07-18

100通りのかたち

芸術の森の工芸館で

「北海道の木の椅子100脚展」が開催されています。



こんなかわいいフライヤーです^^



北海道で活動する木工作家や家具職人、デザイナーなど、
総勢100人がそれぞれの制作した椅子を出品しています。
(新作、旧作問わず。)

光栄にも私も出させていただいております〜◎

この展示向けて新作スツールも制作しておりました。

座面から少し飛び出した耳の様な有機的な曲線の足が特徴的なスツール。



でも、旧作でも好きな椅子があり…



どちらを出すか最後の最後まで悩んだ末、
…結局旧作の方を出品させていただきました。


あぐらをかいて座る事の出来る椅子です。
展覧会の会場で見かけた際にはぜひ座ってみていただけると嬉しいです。

ちなみに新作の上の写真のスツールもせっかくなので、
何かの展覧会の際に発表させていただきます^^



展覧会は先日私も見に行って、
木工やデザイナーの先輩方の椅子に感動しながらも、

半分は作り手という目線からよりも、
一人のお客さんとしてうきうきしながら
いろんな椅子に座ってみていました〜◎


「椅子」というテーマにもとに集まった
こんなにも違う100通りの形。


そしてお客さんは
作品を見て、
触って
実際に座ってみて
いろんな会話をしていた。


作り手の解釈がそれぞれなら、
その作品を見るお客さんの解釈も人それぞれだから。




そんな

作品(モノ)がコミュニケーションツールとなっていた
その空間がすてきだったな。




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[ 100CHAIRS 北海道の木の椅子100人100脚展 ]

 日時:2013年7月6日(土)~ 8月18日(日)
    am9:45~pm5:30
  場所:芸術の森・工芸館展示ホール

   http://www.artpark.or.jp/

 入場無料










2013-07-10

出会い

先週、2泊3日で旭川に行ってきました。

旭川木工キャンプ(AMCC)に参加するためです。

http://www.mokkocamp.org/


木工に関わらず、モノ作りに関わる、または興味のある人たちが
全国各地から旭川に集まるイベントです。

今年で5回目の開催。
10年続けるのが目標だそうです。

私は今年で3回目の参加になるのですが、
いつも仕事の都合で、2日目の夜の交流会のみの参加なので、

全日参加できるのは今年が初でした。



旭川の木工のメーカーの工場見学をさせてもらったり、
富良野の森に入ったり、
モノ作りについてのトークがあったり…

そして夜は参加者でジンギスカンを食べながら交流会。
朝食も自分たちでつくりました。











ほんとうにもりだくさんのスケジュールでした。




作る人、売る人、伝える人、森を創る人、学生、
デザインをする人、暮らしの全体を考える人…

いろんな視点で「モノ作り」「木工」というものをとらえ、
普段考えたりしない事も、ほかのジャンルの方から
聞く事ができ、とても勉強になりました。

みなさん、何かのプロで、
それぞれに強みをもっている。
だから出会いから何かおもしろいモノが生まれそうな
わくわく感がある。


参加者は一番人数の多い日で、約100人はいたと思う。

毎年新たな出会いがほんとうに楽しい。

同じモノ作りに携わっているというだけで、
なんでこんなにスムーズに打ち解けられるんだろうって思った。
そして初めて会ったのになんでこんなに充実した話で
わくわくできるんだろうって思った。

プロも学生も若手もベテランも関係なく、
同じ高さではなせている空間が自然とできていた。


久々に会えた旭川の方も優しく出迎えてくださって
久しぶりに会った気がしないくらい楽しかったです。


ひたむきにモノづくりをしている人
何かを発信している人は
ほんとうに生き生きとした顔で
キラキラしている。

私もずっとそうして生きたい。

モノ作りは大変なことがいっぱいだけど、
誇りを持って好きな事をしているのだから

結局は
心底楽しいのです。



今年のAMCCは終わったばかりだけど
来年も参加したいと思っています。









2013-06-17

黒い森にて

先週と今週と開催させていただきました、個展「佇まうセンとカタチ」は
盛況のうちに無事終了させていただきました。

車でないとなかなか行きにくい場所であったり
平日のみの開催という事で

足を運んでいただくのには、少々大変かと思いましたが、
そんな中でも、ほんとうにたくさんの方に
来ていただきまして、とても幸せでした。

少しばかりですが、写真を載せます。
















線を際立たせた器の展示会でした。

外から入る日の光が
器の繊細なカタチを際立たせてくれました。


「黒い森美術館」というところで開催させてもらった今回。

森の圧倒的な素晴しい空間のなかで
ほんとうに気持ちよく毎日過ごす事が出来ました。

会期中はずっと在廊しておりましたが、

風に揺れてさわさわととなる葉の音も
虫のなく声も
晴れの日の木漏れ日も
雨が葉にあたる凛とした空気感も

ほんとうにどの瞬間にでさえ、自然の素晴しさを感じる事が出来ました。


会期の最後の日には
ここからかえりたくない、とも思ってしまいました。

そして来てくださったお客様の中にも
同じようにそう思ってくださった方がたくさんいて、
嬉しかったです。



この度の展覧会に協力してくださった皆様
展示に足を運んでくださった皆様
行きたかったと、言ってくださった皆様

ほんとうにほんとうにありがとうございます。
心から感謝致します。


この展示をまた次の展覧会につなげていけるよう、
また制作に励みたいと思います!